TOEIC本番の試験を受けるために事前準備をしなくてはいけないことがいくつかあります。
その1つが試験を効率良く解き進めていくために必要な時間配分です。
今回は、その理想な時間配分の組み立て方についてお伝えします。
時間配分を組み立てるのはリーディングのみ
リスニングは、45分と決められているかつ余分な時間は全くないので時間配分を決める必要はありません。
しかしリーディングはPart5、6、7を解くための75分間という時間を受験者が自由に使うことができます。
TOEIC初心者にありがちですが効率が良い時間配分を考えていないとPart7の後半をすべてあてずっぽうで解いてしまったなんてことが起こってしまいます。
新形式の各パート別問題数
新形式になりリーディングの各パートの問題数も変化しました。
- Part5:30問
- Part6:16問
- Part7:54問
新形式では一般的にPart5、6で20分間、Part7で55分間が最適とされています。
理想の時間配分は自分で決める!
しかし理想な時間配分を作るのは受験者本人でなくてはなりません。
その理由としては「文法が得意な人」「読解が得意な人」「文法はダメだけど読解ならなんとか解けるかも」など人によって得意・不得意な分野があるからです。
なので一般的にPart5、6で20分間、Part7で55分間が良いとされていてもこの時間配分を遵守する必要はまったくありません。
私の時間配分の戦略
参考程度に私が実際に行なっていた時間配分の戦略(旧形式)をご紹介します。
私は文法より読解の方が得意な人でした。
なのでPart5、6で18分を使いPart7で57分を使いました。
そして私の戦略の特徴的なのがPart5、6を解き進めていく中ですべて解き終わらなくても17分で終わらせ、解けなかった問題はすべて同じマークを塗りつぶしPart7に進みました。
Part5、6は基本的に知識問題なのでわからない場合考えても正しい答え出せないのでこの戦略を実行していました。
とはいえTOEIC805点を取得した時は、日常の学習の時点でPart5、6を18分で解き終える訓練をしていたので、仮に解けない問題があったとしてもそれは1問もしくは2問だけです。
理想の時間配分の作り方
理想の時間配分の作り方ですが、まず自分の得意・不得意分野を把握します。
そこから自分なら何分で解くのが理想か時間配分の仮設定をしてください。
そしてTOEIC公式問題集もしくは模試タイプの参考書のリーディーング部分を使い、その時間配分で実際に解いてみます。
もし解いみて実際に満遍なく解けそうだったら、その時間配分ですべての問題に解答できるよう試験本番までに何度も練習します。
※練習の時に毎回Part5、6、7をすべて解くと大変なので、Part5、6とPart7で分けて練習するのをオススメします。
これで理想の時間配分が完成し、本番で最高の結果が出せるはずです!