ヒアリングマラソンと同じく英語リスニング学習教材として有名な教材としてスピードラーニングがあります。
一見するとスピードラーニングは、ヒアリングマラソンよりも簡単にリスニング力を伸ばせるような教材に見えます。
しかし私がTOEIC500点台の時に聞くだけでリスニング力を上げることができるというフレーズに惹かれてスピードラーニングを1年間だけ使ったことがありますが、TOEICスコアはもちろん英語リスニング力は全く上がりませんでした。
その数年後ヒアリングマラソンを効果的に使い私は英語リスニング力を上げることに成功しTOEICのリスンングスコアは445点まで上げることができました。
結論から言うと聞き流しだけでは英語リスニング力を上げることはできません。
今回はスピードラーニングとヒアリングマラソンを比較しながらヒアリングマラソンの魅力をお伝えします。
スピードラーニング
結論からお伝えするとスピードラーニングは英語超上級者向け(TOEIC900点以上)のための教材です。
スピードラーニングの学習スタイルは、英語をただ聞き流すだけで、スピードラーニングのテキストもヒアリングマラソンとは異なり音声のスクリプトが書かれているだけで設問などはありません。
もしあなたの英語力がネイティブスピーカーと同等の力を持っているのであれば、英語を聞き流しするだけでもより英語に慣れるという意味でリスニング力を伸ばすことは可能です。
しかしそれ以外の人ではただ聞き流ししても雑音を聞き流すのと同じことなのでいくら英語を聞いていてもリスニング力は一向に上がりません。
しっかり設問を通して聞いている英語の文章の意味を理解できる力を身につける必要があります。
またスピードラーニングはデジタル版で毎月3,200円と低価格に見えますが、年間で計算すると38,400円かかり全巻を受講しようすると76,800円かかります。
教材の内容も毎月同じようなものばかりで、個人的な感想ですが英語力を上げるために効果的かと言われるとものすごく疑問に思う教材でした。
ヒアリングマラソン
ヒアリングマラソンはスピードラーニングとは異なり英語学習者にはとても有意義な教材です。
ヒアリングマラソン1年コースを受講すると1日あたり3時間、1年間で1,000時間リスニングを行うようカリキュラムが組まれていますが、はっきり言って英語リスニング力を上げるにはこれぐらいの学習時間は必須です。
日本では日常的に英語を聞く機会がほとんどないため、国内で英語力を上げるためには相当な努力が必要です。
ヒアリングマラソンのテキストは、文書のわかりやすい解説から設問までありスピードラーニングと比較しても教材の質は非常に高いです。
英語リスニング力を高めるためには圧倒的なリスニング量×時間が絶対条件ですが、ヒアリングマラソンは日本で唯一圧倒的なリスニング量を聞くことができ、さらに英語を英語で考える力を身につけることができる教材です。
年間の受講料だけ見ればスピードラーニングより高いですが、その費用分の価値はヒアリングマラソンにはあります!
その証拠にアルクの通信教材の中でヒアリングマラソンは1番売れている通信教材です。
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